用語集
アーティフイルム
アーティフイルム(ARTI FILM)とは、田島ルーフィング株式会社が提供する屋上防水層上に貼付できる自由デザイン印刷フィルム製品で、屋上を広告メディア・装飾空間として活用する革新的な建築防水関連製品である。屋上は通常、外部からほとんど視認されない「死角空間」と捉えられてきたが、近年は高層ビルの増加・ドローン空撮の普及・Googleマップ等の衛星画像サービスの一般化に伴い、屋上の視認性が飛躍的に高まっている。さらに、商業施設・スタジアム・遊園地・テーマパーク・空港・駅などでは、上空からの視認性・象徴性を活かしたブランディングニーズが高まっており、屋上広告・屋上デザインのニーズが世界的に急速に拡大している。アーティフイルムはこのトレンドを捉えた製品で、UV硬化型インクジェット印刷技術により、企業ロゴ・スポーツチームエンブレム・グラフィックデザイン・アート作品・広告メッセージ・パターン意匠など、ほぼ自由なデザインを大型フィルムにフルカラー印刷し、屋上防水層上に貼付・固定する。製品の主な構造は、(1)耐候性ベースフィルム(PVCまたはTPO)、(2)UV耐性インクによる印刷層、(3)保護トップフィルム、(4)接着層またはメカニカルファスナー固定機構、で構成されている。施工方法は屋上の既存または新設防水層を清掃・補修した後、アーティフイルムを所定の位置に展開し、密着接着または機械固定で取り付け、継目・端部に専用シーリングを施す形式が標準である。耐用年数はおおむね5〜10年で、紫外線・雨水・温度変化・凍結融解に対する長期耐久性を有する。アーティフイルムの最大の特徴は、防水層と一体化していながら、防水機能を損なわずにブランディング・広告効果を実現できる点で、屋上空間を新たな収益源として活用できる経営的メリットも大きい。代表的な活用例として、東京都心の商業施設屋上に企業ロゴをドローン空撮対応で展開した事例、スタジアム屋上のホームチームエンブレム表示、空港隣接物流倉庫の航空機からの視認性活用、テーマパーク屋上の装飾意匠などがあり、建物オーナー・テナント企業のマーケティング戦略の新たなツールとなっている。マンション・ビルの大規模修繕工事においても、屋上防水改修と同時にアーティフイルムを採用することで、防水機能の刷新と広告収益化・ブランド強化を同時に実現できる提案が可能で、明誠は田島ルーフィングとの連携によりこうした付加価値提案を強みとしている。

