用語集

RA装備点検簿

読み方
あーるえーそうびてんけんぼ

RA装備点検簿とは、ロープアクセス(Rope Access、RA)作業に使用するロープ・ハーネス・カラビナ・下降器・ASCENDER・DESCENDER・ヘルメット・スリング・ランヤード・墜落制止用器具など全装備の点検結果を記録する公式な管理帳簿で、製造シリアル番号・製造日・使用開始日・前回点検日・点検結果・耐用年数到達予定日・廃棄予定日などを一元管理する重要な安全管理ドキュメントである。点検簿の作成・運用は、IRATA(Industrial Rope Access Trade Association)国際基準、SPRAT(Society of Professional Rope Access Technicians)基準、労働安全衛生規則、各社内安全管理規程に基づく必須要件で、ロープアクセス工法を採用する全現場で適切に運用されることが法的・契約的に求められている。点検頻度は、(1)始業前点検(毎日、作業開始前に職人本人が目視・触手検査)、(2)月次点検(毎月、現場責任者または安全管理者が詳細チェック)、(3)年次点検(毎年、コンピテントパーソンによる徹底点検)、(4)第三者検査機関による精密検査(必要に応じ)、の4階層で実施される。各点検項目では、ロープの摩耗・切傷・退色・コア損傷、ハーネスのステッチ切れ・バックル変形・パッド損傷、カラビナのゲート動作・ヒンジ摩耗・ロック機構、下降器のロック機構・摩耗、ヘルメットのシェル損傷・ストラップ劣化など、極めて細かい項目が定められており、僅かな異常も見逃さない体制が必要である。点検簿の記録は最低3年間(法定)または永久(社内基準)保存され、装備の使用履歴・故障歴・廃棄歴の追跡可能性(トレーサビリティ)を確保する。明誠グループでは点検簿を電子化(タブレット・スマートフォン・クラウドシステム)し、フランチャイズ加盟店全体で標準化された装備管理体制を構築することで、業界トップクラスの安全管理レベルを維持し、マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における無事故継続記録を達成している。

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