用語集
RAレベル2
RAレベル2とは、IRATA(Industrial Rope Access Trade Association、国際産業用ロープアクセス協会)が定めるロープアクセス技術者の国際資格レベル2を指し、レベル1(基礎技術者)の上位、レベル3(上級技術者・現場監督者)の下位に位置する中級技術者の資格である。レベル2技術者は、レベル1で習得した基礎的なロープアクセス技術に加え、より複雑な作業環境・高度なリギング技術・救助技術・装備管理能力を習得した中堅実務者として位置付けられる。RAレベル2取得には、(1)IRATAレベル1資格取得後、最低1,000時間以上または1年以上のロープアクセス作業実績、(2)IRATA認定トレーニングセンターでの中級訓練コース(最低5日間40時間以上)受講、(3)厳格な実技試験・筆記試験の合格、(4)医療資格(First Aid、最低16時間)の保有、などの条件を満たす必要がある。レベル2技術者の作業範囲は、(A)複雑なリギング作業(複数支点・偏角設定・通過支点の設置)、(B)リレスキュー(救助)作業の実施、(C)リカバリー作業(ロープアクセス装備の不具合対応)、(D)レベル1作業者への現場指導、(E)特殊環境作業(風荷重・落下物リスクのある現場)、(F)作業前リスクアセスメント補助、など、レベル1より幅広く高度な業務を担当できる。IRATA資格は世界70ヶ国以上で認知される国際資格で、欧米・中東・アジアなど多くの国でロープアクセス作業の標準資格として採用されている。日本国内ではIRATA認定企業が増加しつつあるものの、まだ十分な普及には至っておらず、特にレベル2以上の有資格者は希少な人材である。明誠グループはロープアクセス工法フランチャイズの先駆者として、IRATAレベル2技術者の育成・確保に積極投資し、マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるロープアクセス工法の高品質施工と安全性向上に努めている。フランチャイズ加盟店全体での技術レベル底上げが、明誠ブランドの差別化要因となっている。

