用語集
RF高耐風圧性能
RF高耐風圧性能とは、田島ルーフィング株式会社が提供する屋根・屋上防水システム「RFシリーズ(Roof Field)」または「RFシステム」が備える、強風・台風時の高い耐風圧性能を指すコンセプトで、近年の気候変動による激甚化する台風・強風被害に対応する防水システムの重要な性能指標である。屋根・屋上防水材の風による被害は、(1)防水シートの剥がれ・めくれ、(2)端部・立上がり部の浮き上がり、(3)固定ビス・固定金具の引き抜け、(4)押え金物・笠木の飛散、(5)天井裏・室内への浸水、など重大な事故につながる可能性があり、特に近年の台風大型化(最大瞬間風速60m/s超)に対応した高い耐風圧性能が要求されるようになっている。RFシリーズの耐風圧性能を担保する技術的特徴としては、(A)機械固定工法による高密度ファスナー配置(風圧計算に基づく適切な固定間隔)、(B)耐風圧設計用の専用ボルトディスク・ディスク2点固定、(C)端部・立上がり部の補強処理、(D)改質アスファルトシートの強靭な物性、(E)塩ビシート防水の溶着強度、(F)笠木・押え金物の固定強化、(G)下地との一体化設計、などが挙げられる。建築基準法では建築物の風荷重に関する規定が設けられており、地域別風速マップに基づく設計風速・建築物の高さ・形状係数・周辺環境係数を考慮した詳細な風圧計算が要求される。日本国内では国土交通省告示第1454号(建築物荷重指針)、日本建築学会の「建築物荷重指針・同解説(2015年版)」などが基準として参照される。RFシリーズは大型台風(風速60m/s)にも耐える設計が可能で、沖縄・九州・四国・伊豆諸島など台風常襲地域での採用実績が豊富である。マンション・ビル・ホテル・工場・物流倉庫・公共施設の大規模修繕工事において、近年は台風被害に備えた高耐風圧防水システムへの更新需要が急増しており、明誠グループはRFシリーズを含む高耐風圧防水材の取扱に注力し、ロープアクセス工法と組み合わせた高品質な屋上改修提案を強みとしている。

