用語集
RFボード
RFボードとは、田島ルーフィング株式会社が提供する屋根・屋上防水システムの構成部材の一つで、屋根下地材・断熱材・防水層支持材として機能する高性能ボード製品の総称である。屋根・屋上防水システムは、(1)構造下地(コンクリート躯体・デッキプレート・木下地)、(2)下地調整層(モルタル・薄塗材)、(3)絶縁層・断熱層(断熱ボード・絶縁シート)、(4)防水層(アスファルトルーフィング・塩ビシート・ウレタン塗膜等)、(5)保護層(押え工法では押えコンクリート、露出工法では仕上げ材)、で構成され、各層が相互に機能して防水性能・断熱性能・耐久性能を実現する。RFボードはこの中で断熱層・絶縁層を担う重要な構成部材で、(A)優れた断熱性能(熱伝導率0.020〜0.030 W/m·K程度)、(B)耐圧縮強度(人荷重・施工荷重に耐える)、(C)寸法安定性(温湿度変化での膨張収縮が小さい)、(D)耐水性・耐湿性、(E)防水層との接着性、(F)防火性能、(G)長期耐久性、などの特性を備えた製品として設計されている。素材は硬質ウレタンフォーム(PUR、PIR)・押出法ポリスチレンフォーム(XPS)・フェノールフォーム・グラスウール・ロックウールなど多様で、用途・性能要求・価格に応じて選定できる。RFボードシステム(RDMO断熱複合工法など)では、RFボードを下地として上部に防水層(改質アスファルトシート、塩ビシート等)を施工し、機械固定または密着工法で一体化させる断熱複合屋根防水を実現する。これにより、(1)建物の断熱性能向上による省エネ効果、(2)室内環境快適性の向上、(3)結露発生リスクの低減、(4)建物のCO2排出量削減、(5)ZEB(ネットゼロエネルギービル)認証取得への貢献、などが期待できる。建築物省エネ法・建築物エネルギー消費性能基準・住宅性能評価制度・低炭素建築物認定制度・ZEB認証など、近年強化される建築物省エネ規制への対応が求められる新築・大規模修繕案件において、RFボードを採用した断熱複合防水システムの需要は急速に拡大している。明誠グループは田島ルーフィングのRFボードシステムを含む断熱屋上改修ソリューションを取扱い、ロープアクセス工法と組み合わせた省エネ・高品質な屋上改修提案を実現している。

