用語集
RC杭
RC杭(Reinforced Concrete Pile、鉄筋コンクリート杭、RC杭、コンクリート杭)とは、鉄筋コンクリートを主要素材として工場で製造され、建築物・土木構造物の基礎として地中に打ち込まれる場所打ちまたは既製の杭の総称で、現代の建築基礎工事における主要な杭種類の一つである。RC杭は大きく分けて、(1)既製杭(プレキャスト杭、工場で製造して現場で打設)、(2)場所打ち杭(現場で削孔・配筋・コンクリート打設)、の2種類があり、それぞれ異なる用途・条件に応じて使い分けられる。既製RC杭の代表的な種類には、(A)RC杭(純粋なRC造)、(B)PC杭(プレストレストコンクリート杭、PHC杭の前身)、(C)PHC杭(プレテンション式高強度コンクリート杭、JIS A 5337)、(D)SC杭(鋼管巻きコンクリート杭、外周に鋼管を配置)、(E)コンクリートシース杭、(F)節付き杭・拡底杭、などがあり、いずれも製造工程・材料強度・寸法・形状が異なる。打設工法は、(あ)打撃工法(ハンマーで杭頭を叩いて打ち込み、騒音・振動が大きい)、(い)プレボーリング工法(先行削孔後に杭を挿入)、(う)中掘り工法(杭中心からオーガで掘削しながら沈設)、(え)回転圧入工法(杭を回転させながら圧入)、(お)ジェット工法(高圧水で先端を緩めながら沈設)、などがある。場所打ちRC杭の代表的な工法には、(い)アースドリル工法、(ろ)リバース工法(リバースサーキュレーション工法)、(は)オールケーシング工法(ベノト工法)、(に)BH工法、などがあり、それぞれ削孔径・支持層深度・地盤条件に応じて選定される。RC杭の主な特徴は、(A)高い支持力(先端支持・摩擦支持の両方で大きな荷重を支える)、(B)耐久性(適切な設計で100年以上の使用に耐える)、(C)建設コストが比較的安い、(D)規格化された製品で品質安定性が高い(既製杭の場合)、(E)大規模建築物・橋梁・港湾・大型インフラに対応可能、などが挙げられる。マンション・ビル・ホテル・物流倉庫・工場・公共施設の基礎工事および既存建物の基礎補強工事において、RC杭は標準的な選択肢として広く採用されており、明誠グループは土木フランチャイズ加盟店との連携によりRC杭施工を含む基礎工事案件にも対応可能な総合体制を整えている。

