用語集

RC桁橋

読み方
あーるしーけたばし

RC桁橋(鉄筋コンクリート桁橋、Reinforced Concrete Girder Bridge)とは、鉄筋コンクリート造の桁(ガーダー、Girder)を主要構造部材として用いた橋梁形式で、最も普及している橋梁構造の一つで、特に中小規模の道路橋・歩道橋・河川橋・跨線橋(線路をまたぐ橋)などに広く採用されている標準的な橋梁形式である。RC桁橋の構造原理は、橋台または橋脚の上に複数の桁(梁状の主構造部材)を平行に配置し、その上に床版(橋面板)を設け、両端の桁支点で荷重を支持する単純な梁構造である。桁の断面形状は、(1)I形桁(I-girder、最も一般的)、(2)T形桁(T-girder、床版と一体化)、(3)箱桁(Box-girder、内部空洞の閉断面)、(4)逆T形桁、(5)I-PC桁・PCT桁、など多様で、スパン長・荷重条件・施工条件・経済性に応じて選定される。スパン長による分類では、(A)単純桁橋(スパン10〜30m程度、両端で支持)、(B)連続桁橋(スパン20〜80m程度、複数支点で連続)、(C)ゲルバー桁橋(連続桁の中間にヒンジを設けた構造)、などがあり、地形・河川・道路条件に応じて使い分けられる。RC桁橋の主な特徴とメリットは、(あ)建設コストが比較的安い、(い)施工が比較的容易(型枠・支保工と打設の標準工法)、(う)プレキャスト桁を工場製造して現場架設すれば短工期化が可能、(え)耐久性が高い(適切な設計・施工で100年以上の供用が可能)、(お)維持管理コストが低い、(か)景観に馴染む、(き)標準化された設計手法により設計・施工の効率が高い、などが挙げられる。日本国内のRC桁橋の例としては、地方道路・市町村道の標準的な小規模橋梁、河川橋、跨線橋、跨道橋など、全国に膨大な数が存在し、いずれも生活インフラの重要な構成要素となっている。これらの多くは1960〜80年代の高度経済成長期に建設され、現在は供用50年を超えて大規模補修・架替時期を迎えており、橋梁長寿命化対策・防食塗装更新・コンクリート補修・耐震補強等の改修需要が急速に拡大している。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事を中心とする明誠グループだが、フランチャイズ加盟店には橋梁塗装・防食工事・コンクリート補修工事に対応する土木専門会社も含まれ、ロープアクセス工法による橋梁の点検・補修・塗装更新案件にも対応可能な体制を整えている。

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