用語集

RC造

読み方
あーるしーぞう

RC造(鉄筋コンクリート造、Reinforced Concrete Construction)は、現代建築における主要構造種別の一つで、コンクリートに鉄筋を組み込んで圧縮・引張両方の応力に耐える複合構造体として機能させる工法である。RC造の最大の魅力は、コンクリートの「圧縮に強く引張に弱い」性質と、鉄筋の「引張に強く座屈・腐食に弱い」性質を相互補完的に組み合わせて、極めて高い耐久性・耐火性・耐震性・遮音性・防火性を低コストで実現できる点にある。RC造の構造形式には、(1)ラーメン構造(柱と梁を剛接合した骨組構造、超高層ビル・大スパン建築物に適用)、(2)壁式構造(壁体で荷重を支持、低・中層マンションに広く採用)、(3)壁式ラーメン構造(壁式とラーメン式の混在)、(4)チューブ構造(外周フレームをチューブ状に強化、超高層化に有利)、(5)プレキャストコンクリート構造(PCa、工場製造部材の組合せ)、(6)プレストレストコンクリート構造(PC、コンクリートに圧縮応力を導入し引張力に対抗)、など多様なバリエーションがある。日本のRC造マンションの平均寿命は、適切なメンテナンス(10〜15年周期の大規模修繕)を継続実施することで70〜100年以上に延長可能とされ、コンクリートの中性化・塩害・アルカリ骨材反応・鉄筋腐食・コンクリート亀裂・剥離・浮きなどの劣化現象に対する継続的な点検・補修が、RC造建物の長寿命化を支える根幹となる。代表的な大規模修繕項目は、(A)外壁塗装更新(10〜15年周期)、(B)屋上防水更新(10〜15年周期)、(C)シーリング目地打替(10〜15年周期)、(D)タイル張替・浮き補修、(E)コンクリート断面修復・防錆処理、(F)給排水管更新(20〜30年周期)、(G)電気設備更新(20〜30年周期)、(H)エレベーター更新(20〜25年周期)、(I)耐震補強(必要に応じて)、(J)バリアフリー化改修、などである。明誠は、マンション・ビル・ホテルのRC造大規模修繕工事を主力業務として、通常の足場仮設工事・ロープアクセス工法(無足場工法)・両者を組み合わせたハイブリッド工法の3工法を建物条件・予算・周辺環境に応じて最適提案できる日本でも数少ない総合修繕会社として、業界トップクラスの差別化と高品質施工を実現している。さらに、JCSA(一般社団法人全国建設業支援協会)を通じて建設業界全体のRC造修繕技術の発展・人材育成・経営支援にも貢献している。

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