用語集
RCVTC仕様
RCVTC仕様とは、田島ルーフィング株式会社の改質アスファルト系防水システムの製品コード「RCV」シリーズの「TC」仕様(Top Coating、トップコーティング、表層保護塗装仕様)を意味する技術用語で、防水シート上部に保護トップコート層を施した中耐久仕様を指す可能性が高い。改質アスファルト系防水システムは複層構造で、防水機能を担う改質アスファルトシートの上に追加の保護層を設けることで、シートの耐久性・耐紫外線性・耐摩耗性を向上させ、システム全体のライフサイクルを延長する設計が一般的である。RCVTC仕様の「TC」(Top Coating)は、防水シート全面に塗布される表層保護塗装層を意味し、(1)紫外線による防水シート劣化の防止、(2)熱の反射による表面温度低下(遮熱効果)、(3)軽度の摩耗・歩行に対する保護、(4)化学物質・酸性雨からの保護、(5)見栄えの改善(多色対応)、(6)長期耐久性の向上(3〜7年程度の延命効果)、などのメリットを提供する。コーティング材の種類は、(A)水性アクリル系遮熱コーティング(最も一般的、コストパフォーマンス重視)、(B)溶剤系ウレタンコーティング(耐久性重視)、(C)シリコン系遮熱コーティング(高遮熱・長期耐久)、(D)フッ素系超耐久コーティング(最高グレード、20年以上の耐用)、(E)無機系コーティング(耐候性最高)、など、用途・耐久性要求・予算に応じて選定できる。代表的な遮熱トップコート製品としては、田島ルーフィングのアクアシスル、エスケー化研のクールタイト、関西ペイントのアレスクール、日本ペイントのサーモアイ、ニッペホームプロダクツのサーモアイなどがあり、いずれもJIS規格・品質規格に適合した高品質製品である。RCVTC仕様の代表的な施工適用先は、(1)マンション・分譲住宅の屋上、(2)小〜中規模オフィスビル・ホテルの屋上、(3)商業施設・店舗の屋上、(4)公共施設・教育施設の屋上、など、コストと耐久性のバランスを重視する一般的な建物用途である。マンション・ビル・ホテル・商業施設の大規模修繕工事における屋上防水改修案件において、RCVTC仕様のようなトップコート付き仕様は最も普及している選定パターンの一つで、明誠グループは田島ルーフィング製品の取扱に精通し、ロープアクセス工法と組み合わせた効率的・高品質な屋上改修提案を実現している。

