用語集

R11相当

読み方
あーるじゅういちそうとう

R11相当とは、ドイツDIN規格51130に基づく床材の防滑性能ランク「R11」相当の滑り抵抗を持つ床仕上げ材・床塗料・床タイル等の総称で、中程度の防滑性能を必要とする商業施設・公共施設・カフェ・店舗・浴室・洗面所等で広く採用される標準的な防滑床材の性能区分を指す。R値は床面の滑り抵抗を傾斜板試験で評価する分類で、R9(最弱、住宅玄関等)、R10(緩い傾斜、住宅キッチン等)、R11(中程度、商業施設・浴室等)、R12(強い、厨房・パーキング等)、R13(最強、シャワー室・厨房食洗機エリア等)の5段階に分類される。R11相当は中程度の防滑性能で、油等の汚染がない通常の濡れ条件で良好な滑り抵抗を発揮する。代表的な適用先は、(1)商業施設のエントランス・通路、(2)カフェ・レストランの客席フロア、(3)住宅・ホテルの浴室、(4)洗面所・トイレ、(5)医療施設の通路・待合室、(6)公共施設のホール・通路、(7)介護施設の共用部、(8)幼稚園・保育園の活動空間、(9)共用廊下・階段、(10)プールサイドの一部(より高い防滑性能が必要なシャワー室はR12〜R13)、などである。R11相当の防滑性能を実現する床材の種類は、(A)防滑塗料(エスケー化研アースフローンR11、東日本塗料アースフローンR11等)、(B)防滑床タイル(INAXセラフロア、TOTOハイドロセラ、リクシル防滑タイル等)、(C)防滑長尺塩ビシート(東リ・サンゲツ・川島織物セルコン等)、(D)防滑コンクリート骨材仕上げ、(E)防滑樹脂モルタル、などである。仕上げ材の選定時には、(あ)使用環境(屋内・屋外、温度・湿度、汚染物質)、(い)歩行頻度・歩行者の年齢層・履物、(う)清掃方法(モップ・自動洗浄機)、(え)意匠的要求、(お)コスト、(か)耐久性、(き)メンテナンス周期、などを総合的に考慮する。マンション・ビル・ホテル・商業施設・公共施設の大規模修繕およびリニューアル工事において、共用部床の防滑性能向上は安全性確保の根幹で、明誠グループは床材メーカーと連携した最適な防滑性能選定と、ロープアクセス工法を活用した足場節約型の効率的な床面リニューアル提案を強みとしている。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!