用語集
RDIPSRDMO工法vol4
R-DIPS RD-MO工法vol.4のデジタルカタログは、田島ルーフィング株式会社が改修専用断熱防水システムR-DIPSのRD-MO工法(既存ルーフデッキ下地断熱シート防水専用ウレタン塗膜防水複合改修工法)について刊行した最新版資料であり、施工フロー・標準納まり・材料配合・施工管理項目・適用範囲・改正された建築基準法および公的試験データを統合して掲載している。vol.4ではとくに、近年強化された省エネ基準への対応として高性能断熱材との組合せ事例、再生PETを採用した環境配慮型補強布の採用、ウレタンの粘度・硬化時間を季節別に最適化した「四季別配合表」が新たに加わり、設計者・施工者がより精緻な仕様策定を行えるようになっている。さらに、補強材であるガラスクロス・ポリエステル不織布の選定基準、平場と立上り部での塗布量の使い分け、トップコート(耐候性塗料)の標準種類と更新サイクル、長期防水保証の対象条件、改修後の点検と保守メニューなど、実務に直結する情報が体系的に整理されている。マンション大規模修繕においては、本カタログを根拠資料として管理組合への説明会で工法比較を行うケースが増えており、撤去型改修との比較表、ライフサイクルコスト試算例、保証年数の延長条件などが議事資料として活用しやすい構成となっている。さらに、デジタルカタログ形式のため最新の改訂版が即座に閲覧でき、現場と設計事務所と施主との情報共有のタイムラグが発生しない点も実務メリットとして大きい。修繕委員会・理事会・総会で配布する資料の最新性を担保できる点は、合意形成プロセスを円滑化する効果がある。明誠は通常足場・ロープアクセス・ハイブリッドの3工法を提案できる立場から、屋上のRD-MO工法と外壁のロープアクセス補修を組み合わせる総合改修プランをオーナーに提示し、足場期間を短縮することで仮設費圧縮と居住者の負担軽減を実現している。本カタログvol.4は、こうした総合提案の技術裏付け資料として現場で活用されている。

