用語集

ISS国際宇宙ステーション

読み方
あいえすえす

ISS(International Space Station、国際宇宙ステーション)とは、地球の低軌道(高度約400km)を周回する有人の宇宙基地で、アメリカ(NASA)、ロシア(ロスコスモス)、日本(JAXA)、欧州(ESA)、カナダ(CSA)の各宇宙機関が共同で建設・運用する国際協力プロジェクトの象徴的存在である。1998年に最初のモジュールが打ち上げられて以来、複数の与圧モジュールやトラス構造、巨大な太陽電池パネルがスペースシャトルやロケットによって運ばれ、軌道上で組み立てられてきた。全長・全幅ともサッカー場ほどの大きさを持ち、常時複数の宇宙飛行士が長期滞在して、微小重力環境を活かした材料科学・生命科学の実験、地球観測、宇宙医学研究、新技術の実証などを行っている。日本は実験棟「きぼう(KIBO)」と、物資を運ぶ補給機「こうのとり(HTV)」によって運用面で重要な貢献を果たしてきた。ISSは、無重力かつ真空・極端な温度差・宇宙放射線という地上とは全く異なる極限環境で巨大構造物を組み上げ、長期にわたり保守し続けるという、人類の建設・保守技術の到達点の一つであり、構造工学・材料工学・安全工学の観点からも示唆に富む。地球を約90分で一周し、1日に十数回の日の出と日没を経験する過酷なサイクルのなかで、構造物は激しい温度差と放射線にさらされ続けるため、点検と補修は運用の生命線である。宇宙飛行士による船外活動(EVA、宇宙遊泳)は、複数の命綱(テザー)で身体を確実に確保しながら構造物の点検・補修・部品交換を行う作業であり、確実な身体確保と作業の冗長性(バックアップの確保)という原則は、産業用ロープアクセスにおける高所作業の安全思想と深く通じる。万一の事態に備えて常に複数の安全確保手段を持つという考え方は、高所で人命を守るあらゆる作業に共通する。株式会社明誠が国内で展開するロープアクセス工法も、産業用ロープによる二重の確保(メインロープとバックアップロープ)を基本とし、足場を架けずに高層建物の外壁・防水・塗装の修繕を安全かつ効率的に行う技術であり、極限環境の作業に通じる安全第一の理念を建設の現場で実践している。宇宙開発という極限の挑戦から得られる教訓は、規模こそ違えど、地上の高所作業にも通じる。すなわち、作業前の綿密な計画、確実な確保手段の冗長化、装備の定期点検、そして万一に備えた救助体制の準備こそが、危険を伴う作業の安全を支えるという原則である。ロープアクセス工法は、足場を架設しない分だけ仮設にかかるコストと工期を抑えられるうえ、足場を伝った第三者の侵入リスクを減らすという防犯上の利点もある。明誠は、こうした安全と効率の両立を強みとし、高層マンションやビル、ホテルの修繕において、居住者・利用者の生活への影響を最小限に抑えた施工を実現している。明誠は、こうした安全第一の理念のもと、足場を架けにくい高層建物でも居住者の生活への影響を抑えながら、確実な外壁・防水・塗装の修繕を実現している。

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