用語集
ISO 8501
読み方
あいえすおーはちごーぜろいち
ISO 8501(鋼材表面の素地調整等級)とは、ISOが鋼材表面の腐食状態と素地調整(前処理)後の清浄度を規定する国際規格で、塗装・防食・コーティング前の前処理品質を客観的に評価するための基準を定めている。スウェーデン工業規格(SIS)のSIS 055900を採用したもので、世界中の鋼構造物・船舶・橋梁・タンク・プラントの塗装業務で標準的に参照される。腐食初期状態をA・B・C・Dの4等級で分類(A:表面にミルスケールが密着・赤錆なし、B:ミルスケール一部剥離・初期赤錆あり、C:ミルスケール脱落・全面赤錆、D:腐食孔発生)し、素地調整後の清浄度をSa(ブラスト処理)・St(手動・電動工具)・Fl(火炎処理)・Be(酸洗処理)の各等級で評価する。例えばSa 2.5(標準的なブラスト処理)は、ほとんどのミルスケール・錆・塗膜が除去されており、わずかに残った着色・斑点があってもよい状態を指す。Sa 3はホワイトメタル仕上で、最高の清浄度を要求する高耐久塗装システム向けの素地調整等級である。建設業界では、鉄骨建築・橋梁・水門・タンク・プラント機器の塗装施工で素地調整等級を仕様書に明記し、品質確認の基準とする。マンション・ビルの大規模修繕でも、鉄骨補修・鉄部塗装更新の際にこの基準を適用することで、長期耐久性を確保した塗装施工が可能となる。明誠ではこうした国際基準を熟知した塗装専門会社(フランチャイズ加盟)と連携し、高品質な鉄部塗装更新を提供できる。

