用語集
ISO 8501写真標準
読み方
あいえすおーはちごーぜろいちしゃしんひょうじゅん
ISO 8501写真標準(ISO 8501-1 Photographic Standards)とは、ISO 8501シリーズの素地調整等級を、実際の鋼材表面の写真によって視覚的に示した比較標準で、現場での目視判定における重要なツールである。鋼材の腐食状態(A・B・C・D)と素地調整後の清浄度(Sa 1〜Sa 3、St 2〜St 3、Be 1〜Be 4など)を、白黒写真の形で1セットにまとめた基準写真集(参考写真)として刊行されており、塗装技術者・施工管理者・検査員が現場で実際の鋼材表面と写真を比較することで、迅速かつ客観的な等級判定が可能となる。Sa 1〜Sa 3をブラスト処理後の写真で示すISO規格の比較標準として、世界中の塗装現場で標準採用される。日本国内でもJSS(日本塗装工業会・日本塗料工業会)・JIS Z 0313として翻訳・採用され、現場での目視判定に使用される。写真標準は紙の冊子版・デジタル版(スマートフォン・タブレットアプリ)・現場貼付け用シート版など、複数の媒体で提供される。建設業界・船舶業界・橋梁業界・プラント業界で広く活用され、品質基準の客観性・国際性を担保する重要なツールとなっている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕でも、鉄骨補修・鉄部塗装更新の品質確認に活用でき、明誠ではフランチャイズ加盟の塗装会社と連携した高品質施工の根拠資料として、こうした国際基準を活用している。

