用語集
I形鋼
読み方
あいがたこう
I形鋼(I形断面の鋼材)とは、上記I形鋼と同一の構造用鋼材で、I形断面(上下フランジと中央ウェブで構成)を持つ鋼材を指す。鉄骨構造の基本部材として位置付けられ、現代の鉄骨造建築・橋梁・産業機械の構造材料の基本部材として活用される。歴史的にはH形鋼の前身となる部材で、19世紀末の英国・米国で発祥し、世界に普及した。日本国内ではJIS G 3192(熱間圧延形鋼の形状・寸法・質量及びその許容差)でI形鋼の規格が定められており、断面寸法(高さ100mm〜600mm)、フランジ幅、ウェブ厚、フランジ厚、断面係数、断面二次モーメントなどが標準化されている。現代の構造設計では、より断面効率の高いH形鋼(広幅・中幅・細幅)が主流となっており、新築建築でI形鋼が採用される機会は減少しているが、機械フレーム・小型産業機械・補強材として現役で使用されている。古い建築物の改修・補強工事では既存I形鋼の点検・補修・取替が発生するため、I形鋼の特性・規格・施工技術を熟知した技術者が必要となる。マンション・ビルの大規模修繕でも、古いビルの鉄骨補強・バルコニー補修・庇修理などでI形鋼を扱う場面があり、明誠ではフランチャイズ加盟の鉄骨工事会社と連携した対応が可能で、ロープアクセスによる高所アクセスと組み合わせた施工を提供できる。

