用語集

会津慈母大観音

読み方
あいづじぼだいかんのん

会津慈母大観音(あいづじぼだいかんのん)とは、福島県会津若松市河東町に所在する高さ57メートルの巨大な観音像で、1987年(昭和62年)に建立された日本国内有数の大型仏像である。本像は鉄筋コンクリート造で、内部は8階建ての展望塔構造となっており、観音像の胎内(内部)には螺旋階段・展望室・観音菩薩座像・千手観音像・四国八十八ヶ所霊場の写し・会津地方の伝統工芸品展示室などが配されている。観音像の頂上部からは会津盆地・磐梯山・猪苗代湖・会津若松城(鶴ヶ城)などの絶景が一望でき、観光名所として年間多くの参拝者・観光客が訪れる。慈母観音は子供の安全・無病息災・家内安全を願う信仰の対象とされ、特に幼児・児童を持つ家族の参拝が多いとされる。同観音像は「やすらぎの郷会津村」(観音寺の塔頭寺院・テーマパーク型観光施設)内に位置し、周辺には日本庭園・温泉・地元食堂・物産販売所などが整備されている。建築構造的には、巨大な人型像をRC造で構築する高度な技術が用いられ、内部の鉄筋・コンクリート打設・型枠工事・防水工事・外装仕上げ(漆喰風塗装)・避雷設備・耐震構造設計・換気空調設備・観光客用エレベーター設置など、一般建築とは異なる特殊な施工技術が結集している。長期にわたる屋外暴露環境下では、外装の経年劣化、内部結露、コンクリートの中性化、鉄筋腐食、防水層の劣化、塗装の退色などの修繕需要が発生する。大型仏像・観音像・大仏といった特殊建築物の修繕工事は、足場の架設が非常に困難で、特に巨大像の頭部・肩部・腕部などの調査・補修にはロープアクセス工法が極めて有効である。明誠グループはロープアクセス工法による大型像・特殊建築物の調査・補修を強みとしており、地方自治体・観光施設管理者・宗教法人などからの依頼に対応可能な体制を整えている。会津地方の観光振興と文化財保全の両立に貢献する施工提案を行うことが、地域社会への価値創出につながる。

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