用語集

IPS

読み方
あいぴーえす

IPS(あいぴーえす)とは、文脈によって複数の意味を持つ略語で、建設業界・電気業界・医療業界・IT業界などそれぞれで異なる概念を指す。代表的なものとして、(1)IPS(In-Plane Switching):液晶ディスプレイの駆動方式で、視野角が広く色再現性に優れた表示技術。スマートフォン、タブレット、PCモニター、テレビなど多様なディスプレイに採用される。(2)IPS細胞(人工多能性幹細胞、induced Pluripotent Stem cells):京都大学の山中伸弥教授(ノーベル医学生理学賞2012年)が開発した、皮膚等の体細胞から作製できる多能性幹細胞で、再生医療・新薬開発の基盤技術。(3)IPS(Intrusion Prevention System、侵入防止システム):ネットワークセキュリティ分野で、ファイアウォール・IDS(侵入検知システム)と連携してサイバー攻撃を防御するセキュリティ装置。(4)IPS(Industrial Power Supply、産業用電源装置):工場・データセンター・通信設備などで使用される高信頼性電源装置。(5)建築業界では「インテリジェント・パーキング・システム」(高度駐車場管理システム)、「インテグレーテッド・ペスト・マネジメント(IPM、総合的有害生物管理)」、特定の設備機器の型番表記などとして使われる場合もある。マンション・ビル・ホテルの建築・設備設計・大規模修繕の現場では、(A)IPS液晶ディスプレイを採用したエレベーター内表示器・宅配ボックス操作パネル・サイネージ・案内表示・管理事務室モニターなど、(B)IPSセキュリティ装置によるネットワーク機器・防犯カメラシステム・スマートマンション制御システムの保護、(C)パーキング管理システムの導入による駐車場運営の高度化、などの場面でIPS関連技術が関与する。明誠グループはマンション大規模修繕を主軸としつつ、フランチャイズ加盟の電気工事会社・通信工事会社と連携し、これらの先端設備の更新・新設工事に対応可能な体制を整えている。さらにJCSA(一般社団法人全国建設業支援協会)を通じた建設業者向け情報発信では、IPS関連技術の最新動向も適宜共有される。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!