用語集
アイランドキッチン
アイランドキッチン(Island Kitchen)とは、キッチンの作業台(カウンター、シンク、コンロ、調理台)の一部または全部を、壁から完全に独立させてキッチン空間の中央に島(アイランド)状に配置するキッチンレイアウト形式を指す。キッチンレイアウトには大きく分けて、(1)I型キッチン(壁付け、ストレートタイプ)、(2)L型キッチン(壁付けのL字配置)、(3)U型キッチン(コの字配置)、(4)Ⅱ型キッチン(並列対面型、セパレート型)、(5)対面式キッチン(壁から半島状に張り出すペニンシュラ型)、(6)アイランドキッチン(完全独立型)の6つの代表的形式があり、その中でアイランドキッチンは最もオープン・最も解放感・最もデザイン性の高い形式として位置付けられる。アイランドキッチンの主なメリットは、(1)家族・ゲストとのコミュニケーション向上(料理しながら会話・テレビ視聴・子供の見守りが可能)、(2)作業動線の自由度(前後左右どこからでもアクセス可能)、(3)複数人での同時調理が容易、(4)開放的なリビング・ダイニング一体空間を演出、(5)住宅のステータスシンボル・ブランド価値向上、などである。一方、(A)広い設置スペースが必要(最低でも4.5畳〜6畳程度)、(B)排気・煙・油はね対策が必要(強力なレンジフード、油はね防止ガラス等)、(C)給排水・ガス・電気配管が建物中央まで必要となり工事費高、(D)収納スペースが壁付けに比べて確保しにくい、(E)整理整頓を常に意識する必要、などのデメリット・注意点もある。日本ではTOTO、LIXIL、クリナップ、タカラスタンダード、パナソニック、ウッドワン、トクラスなどの主要キッチンメーカーが多彩なアイランドキッチンを提供し、リクシル「リシェルSI」、クリナップ「セントロ」、パナソニック「Lクラス」、タカラ「グランディア」など各社のフラッグシップモデルでアイランド対応が標準化されている。マンション大規模修繕工事に伴うリフォーム需要としても、住戸内の間取り変更・キッチンリノベーションに伴うアイランドキッチン化のニーズが高まっており、明誠フランチャイズの内装専門会社が水道・電気・ガス工事業者と連携して対応している。

