用語集

アウトレットボックス

読み方
あうとれっとぼっくす

アウトレットボックス(Outlet Box、配線ボックス、ジャンクションボックス、コンセントボックス、スイッチボックス)とは、建物内の電気配線において、コンセント・スイッチ・スイッチプレート・配線分岐点・スプライス(電線接続点)・電気機器接続点などを内部に収納するための鋼板製または樹脂製の箱体・ボックスを指す電気設備用語である。日本の建築電気工事では、JIS C 8340(金属製ボックス)、JIS C 8336(樹脂製ボックス)、内線規程JEAC 8001、電気設備技術基準・解釈などに基づき規格化されており、電気工事士の有資格者が法定の方法で施工する。アウトレットボックスの主な役割は、(1)電線同士の接続点を物理的に保護(人体接触・損傷防止)、(2)絶縁不良時の漏電・火災を内部封じ込め(耐火・耐熱性)、(3)コンセント・スイッチを建物面に固定する取付下地、(4)配線の引き回し・分岐・方向転換の中継点、(5)将来の配線変更・点検・メンテナンスの便宜、などである。形状・サイズは、(A)四角ボックス(共通的なコンセント・スイッチ用、深さ44〜64mm)、(B)八角ボックス(天井照明・換気扇用)、(C)角型ボックス(大型機器用)、(D)アウトレットボックス(電気工事士の現場で最も多用される標準ボックス)、などがあり、設置場所・収納器具数・配線本数・将来拡張性などを考慮して選定する。素材は鋼板(亜鉛めっき、塗装、ステンレス)・樹脂(PVC、PC、PA)・防水仕様(屋外用、湿気場所用)など多様。施工時には、コンクリート打設前に型枠に固定する「先付け」、ボードに穴を開けて後から固定する「後付け」、躯体貫通配線における防火区画貫通処理(耐火パテ、耐火シール)など、現場条件に応じた施工方法を選択する。マンション・ビル大規模修繕工事の電気設備更新では、共用廊下・住戸内・共用施設のコンセント・スイッチ増設・更新、宅配ボックス用電源新設、防犯カメラ用電源新設、エアコン用専用回路新設などでアウトレットボックスが頻繁に施工され、明誠フランチャイズの電気工事専門会社が第二種電気工事士・第一種電気工事士の有資格者により安全に施工する体制を整えている。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!