用語集

青森ヒバ

読み方
あおもりひば

青森ヒバ(あおもりひば、ヒノキアスナロ、Thujopsis dolabrata var. hondae、ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹)とは、青森県を中心とした東北地方北部・北海道渡島半島の冷涼湿潤な気候帯に自生する日本固有の常緑針葉樹で、樹高30〜40m、幹径100〜200cmに達する大木である。「青森ヒバ」は産地名を冠した名称で、植物学的にはヒノキアスナロ(アスナロの北方系亜種)に該当し、青森県の県木に指定されているほか、津軽・下北地方の主要な森林資源として地域経済の重要な柱を成してきた歴史を持つ。青森ヒバの主な特徴は、(1)天然成分「ヒノキチオール」(β-ツヤプリシン)を多量に含む、(2)強力な抗菌・抗カビ・抗ダニ・抗酸化・抗ウイルス作用、(3)優れた防虫効果(特にシロアリ・ダニ・ゴキブリへの忌避効果が顕著)、(4)独特の芳香(ヒバ油の精油成分)、(5)耐水性・耐湿性・耐腐朽性に優れる、(6)木質が緻密で狂いが少ない、(7)淡黄色〜淡褐色の美しい木目、(8)日本三大美林の一つ(青森ヒバ、秋田スギ、木曽ヒノキ)、などである。これらの優れた特性から、青森ヒバは古来より神社仏閣の建築材(特に風呂場・湯殿、土台、柱、鳥居、本堂等)、住宅の土台・大引・敷居・床下材、漆器の木地、まな板、桶、家具、内装材、木製浴槽(ヒバ風呂)、神具・仏具などに珍重されてきた。世界遺産の中尊寺金色堂・平等院鳳凰堂・東大寺二月堂・伊勢神宮など、日本の代表的歴史的建造物にも使用された伝統建材であり、現代でも超高級住宅・別荘・温泉旅館・寺社建築・伝統文化施設などで採用される。住宅市場ではヒバ風呂・ヒバ床材・ヒバ枕木・ヒバ家具・ヒバ精油(アロマオイル、消臭剤、防虫剤)・ヒバウォーター等の製品として広く流通している。マンション・ビル大規模修繕工事の文脈では、(A)共用部に天然木材を使用した意匠デザインの内装更新、(B)住戸内リフォームでの木製浴槽・木製床材としてのヒバ採用、(C)共用施設(集会室、ライブラリ、エントランスホール)の天然木装飾、などの場面でヒバが活用される機会があり、明誠フランチャイズの内装専門会社が伝統木材の特性を活かした上質な内装施工を提供している。

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