用語集

AcanthusLeaf

読み方
あかんさすりーふ

AcanthusLeaf(アカンサスリーフ、Acanthus Leaf、アカンサスの葉)とは、アカンサス(Acanthus、地中海原産のキツネノマゴ科多年草)の特徴的な葉、すなわち深い切れ込みと光沢を持つ大型のアザミ状の葉を指す名称・装飾モチーフ・テキスタイルパターン・壁紙コレクションなどの呼称である。建築装飾・インテリアデザインの分野で、アカンサスの葉を意匠化したパターン全般を「AcanthusLeaf」と称することがあり、(1)古典建築の柱頭装飾(コリント式・コンポジット式)、(2)ルネサンス・バロック建築の彫刻装飾、(3)家具・調度品の装飾、(4)テキスタイル(タペストリー・カーテン・布製品)の文様、(5)壁紙(ウィリアム・モリスの「アカンサス」をはじめとする代表作)、(6)ステンドグラス・モザイクの図案、(7)ジュエリー・装飾品、(8)食器・陶磁器の絵付け、などで広く採用されている。アカンサスの葉のデザイン上の特徴は、(A)左右対称の整った形状、(B)深い切れ込みと豊かな曲線、(C)光沢のある葉脈の表現、(D)ダイナミックな広がりと優雅な細部、(E)一枚葉から複数葉の連続パターン、(F)他の植物・果実・人物像と組み合わせた複雑な構成、などで、優雅・荘厳・古典的な雰囲気を演出する装飾モチーフとして極めて高い人気を持つ。ウィリアム・モリスの壁紙「アカンサス」(1875年、Strawberry Thief・Pimpernelと並ぶモリス商会の代表作)は、深い緑・茶・金の重厚な配色とアカンサス葉の流麗な曲線が組み合わさった傑作で、現代でもサンゲツ、リリカラ、トキワ、ルノン、東リなどの壁紙メーカーが復刻・現代化バージョンを継続販売し、ホテル・高級レストラン・ブティック・住宅・公共建築などで愛用されている。インテリア・テキスタイル業界では、AcanthusLeafパターンを「クラシック」「トラディショナル」「ヴィクトリアン」「アーツ・アンド・クラフツ」「英国スタイル」のキーワードと結びつけて展開し、和洋折衷の高級住宅・分譲マンション・ホテルのインテリアデザインに採用されることが多い。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事に伴うインテリアリニューアルの場面では、エントランスホール・コンシェルジュカウンター・モデルルーム・高級住戸の改装などでAcanthusLeafパターンの壁紙・カーテン・カーペットが選定される事例があり、明誠フランチャイズの内装専門会社は伝統的壁紙の張替施工に関する熟練技能で対応している。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!