用語集
アキスミンスター
アキスミンスター(Axminster)とは、イギリス・デヴォン州の都市アキスミンスター(Axminster)に由来する高級カーペットの製造技法・産地名で、世界三大カーペット技法(ペルシャ絨毯、トルコ絨毯、アキスミンスター・カーペット)の一つに数えられる伝統的高級カーペット技法を指す。1755年にトーマス・ホイティーが英国アキスミンスターで創業した工房が起源で、当初は手織りのウィルトン技法を発展させた高密度・高品質なカーペットを王室・貴族の邸宅・大邸宅向けに製造していた歴史を持つ。19世紀の産業革命を経て機械化・大量生産化が進み、現在ではアキスミンスター・カーペットの技術は、(1)アキスミンスター織機による機械生産、(2)グリッパー・アキスミンスター(タフテッド織機の発展形)、(3)スプール・アキスミンスター(古典的な織機)、などの織機・工法に発展している。アキスミンスター・カーペットの主な特徴は、(1)パイル糸を完全にループ・カットして毛先を立てた多色の高密度パイル、(2)色数・色柄パターンの自由度が極めて高い(256色以上の同時織り込みが可能)、(3)厚みのある触感とラグジュアリーな質感、(4)耐久性・耐摩耗性が高い(業務用での長期使用に対応)、(5)防火性能(業務用基準への対応)、(6)デザイナーズパターン・カスタムデザインに対応可能、などである。世界の高級ホテル・カジノ・劇場・コンサートホール・大邸宅・大使館・客船・豪華列車・王宮・国会議事堂など、最も格式の高い空間で採用される最高峰のカーペット技法として知られ、現在もBrintons(英国)、Ulster(英国)、Eastlawn(米国)、東リ・サンゲツ・リリカラ(日本)など世界各国のメーカーがアキスミンスター技法のカーペットを製造販売している。アキスミンスター技法の関連製品としては、(A)ロールカーペット(巻物状の大判カーペット)、(B)タイルカーペット、(C)ラグ・絨毯、(D)家具用クッション、などがあり、用途と空間に応じて選択できる。マンション・ビル・ホテル大規模修繕工事に伴うインテリアリニューアル、特に高級分譲マンション・タワーマンションのエントランスホール・コンシェルジュカウンター、高級ホテルのロビー・客室・廊下などで、アキスミンスター・カーペットの張替工事が行われる。明誠フランチャイズの内装専門会社は、高級カーペット施工の熟練技能と経営感覚を持ち、ラグジュアリー物件のリニューアル案件に対応できる体制を整えている。

