用語集
アクアプリズム全つや・3分つや
アクアプリズム全つや・3分つや(あくあぷりずむぜんつやすりーぶつや、Aqua Prism Full Gloss/3-tenths Gloss)とは、エスケー化研株式会社が販売する高機能水性塗料「アクアプリズムシリーズ」の仕上げ材で、塗膜の光沢度(つや)レベルが「全つや」(高光沢、Full Gloss)と「3分つや」(半光沢、Semi Gloss)の両バリエーションから選択できる製品群を指す。前項(行332)と同義で、表記の違いによる重複登録の可能性が高い。本項では、「全つや」と「3分つや」の使い分けについて、実務的な観点から補足解説を行う。建築塗料の光沢度選定の実務的考慮点は、(1)建物の用途・グレード:高級分譲マンション・タワーマンション・ホテル等は3分つや〜5分つやが標準、商業施設・店舗等は全つや〜7分つやが好まれる、(2)周辺環境との調和:歴史的街並みでは光沢度を抑え、商業エリアでは光沢度を上げる、(3)耐候性能:全つやの方が若干汚れが付着しにくく、雨水で流れやすい(セルフクリーニング機能)が、3分つやの方が表面の凹凸への汚れ付着がやや目立ちにくく、長期使用での見た目劣化が穏やか、(4)色の見え方:全つやは色がより鮮やかに、3分つやは色が穏やかに見える、(5)反射・グレア:南向き高層建物では全つやの強い反射が周辺に光害を及ぼす場合があり、3分つやが好まれる、(6)清掃性:全つやの方が清掃時の拭き取りが容易、(7)コスト:全つやと3分つやの塗料単価はほぼ同等、施工費の差もわずか、などである。マンション・ビル大規模修繕工事の塗装計画では、(A)既設塗装の光沢レベル調査、(B)周辺類似建物との比較、(C)施主・管理組合の意向確認、(D)色見本板での実物検証(晴れ・曇り・夕方等、異なる光環境下での確認)、(E)試験塗装(一部壁面に本物の塗料で試験塗装し、最終承認を得る)、(F)本施工、というプロセスで光沢レベルが決定される。明誠フランチャイズの塗装専門会社は、エスケー化研の認定施工店として、施主の意向・建物特性・地域景観を総合的に踏まえた最適な塗装提案を行い、住居者・テナント・近隣住民の満足度の高い大規模修繕を実現している。

