用語集
AQUABASE
AQUABASE(アクアベース、Aqua Base)とは、塗料・防水材・建築仕上げ材分野における水性ベース塗料・水性下地材・水性中塗り材の総称、もしくは特定メーカーが販売する水性塗料システムのブランド名を指す建材用語である。AQUABASEシリーズの代表的なものは、(1)エスケー化研の「アクアベース」「アクアバインダー」(水性下塗り材)、(2)関西ペイント「アクアベース」(水性中塗り)、(3)日本ペイント「水性ベースコート」、(4)田島ルーフィング・ダイフレックスなどの防水メーカーによる「水性ベース材料」、などがある。建築塗料・防水材システムは、一般的に下塗り材(プライマー、シーラー)、中塗り材(ベース材、フィラー)、上塗り材(トップコート)の3層構成で施工され、それぞれが異なる役割を担う。中塗り材(ベース材)の主な役割は、(A)下地の凹凸・微細クラックを充填し平滑化、(B)下地の色を遮蔽し上塗りの色を発色させる、(C)下地と上塗りの接着強度を確保、(D)厚塗りによる耐久性向上、(E)耐久性・耐候性の補強、(F)模様・テクスチャーの形成(ローラー仕上げ、コテ仕上げ、骨材入りなど)、などである。AQUABASEシリーズ(水性ベース材料)は、(1)水希釈型でVOC・臭気が少ない、(2)施工器具の水洗浄が容易、(3)低引火性で安全、(4)下地への含浸性・接着性に優れる、(5)多彩な下地(コンクリート、モルタル、サイディング、塗装面、防水層)に対応、(6)上塗り塗料との相溶性、(7)防カビ・防藻機能を付加した高機能タイプ、などの特徴を持つ。施工時の注意点は、(i)下地含水率8%以下の確認、(ii)施工時の気温・湿度管理、(iii)所定の塗布量・乾燥時間の遵守、(iv)上塗りとの相溶性確認、(v)下地汚染・油分の事前除去、などである。マンション・ビル大規模修繕工事における外壁塗装・屋上防水・バルコニー床防水で、AQUABASEシリーズが標準的に使用され、明誠フランチャイズの塗装・防水専門会社は環境配慮型施工の提案として水性ベース塗料を積極的に採用している。

