用語集
アクティブ
アクティブ(Active、活動的、能動的、活性化された)とは、文脈により多様な意味を持つ用語で、(1)一般的な意味として「活動的・能動的・積極的・活性化された状態」、(2)建築・建設業界における「アクティブ制御・アクティブ免震・アクティブ耐震・アクティブ防振」など能動的に制御・補強する技術概念、(3)電気・電子業界における「アクティブ素子・アクティブフィルター」、(4)金融業界における「アクティブ投資・アクティブファンド」(能動的な投資戦略)、(5)IT業界における「アクティブディレクトリ・アクティブセッション・アクティブモニタリング」、(6)スポーツ・ライフスタイル業界における「アクティブシニア・アクティブライフ」、などの意味で広く使われる。建築・建設業界におけるアクティブの概念は、(A)パッシブ(受動的)に対する能動的な制御を意味し、(B)アクティブ制振:建物の振動をセンサーで感知し、ダンパー・アクチュエータで能動的に打ち消す技術、超高層ビル・タワーマンションで採用、(C)アクティブ免震:地震動を感知して能動的に建物の応答を制御、(D)アクティブ防振:精密機器設置場所での外部振動の能動的キャンセル、(E)アクティブシステム(空調):機械的な制御で能動的に室内環境を調整、対する「パッシブシステム」は建物の形状・断熱・採光などで自然に環境を調整、(F)アクティブソーラー:太陽光発電パネル・太陽熱集熱器など能動的な太陽エネルギー利用、対する「パッシブソーラー」は建物の向き・窓配置・蓄熱体など受動的利用、などの分野で用いられる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事の文脈では、(i)アクティブ制振装置の点検・更新、(ii)アクティブ免震装置のメンテナンス、(iii)アクティブ空調制御システムの更新、(iv)アクティブソーラーシステム(太陽光発電パネル)の点検・洗浄・更新、などの場面でアクティブシステムが関係する。また、(v)建物利用者の「アクティブシニア」「アクティブファミリー」「アクティブカジュアル」などのライフスタイル変化に応じた共用施設(フィットネスジム、ヨガスタジオ、コワーキングスペース、ライブラリ、シアタールーム)の改修需要も、大規模修繕に伴うバリューアップ提案として注目される領域である。明誠グループのフランチャイズ加盟会社は、こうした多様なアクティブシステム・アクティブライフ対応のリニューアル工事に対応可能な技術ネットワークを構築している。

