用語集
アクティブコミュニケーション
アクティブコミュニケーション(Active Communication、能動的コミュニケーション、積極的対話)とは、ビジネス・組織運営・顧客対応・チームワーク・地域コミュニティなど多様な場面で、関係者が能動的・積極的に情報共有・対話・連携を行うコミュニケーションスタイルを指す経営・組織論用語である。受動的なコミュニケーション(与えられた情報を受け取るだけ、聞かれたことだけに答える)に対し、アクティブコミュニケーションは、(1)自発的に情報を発信する、(2)相手の状況を理解しようと能動的に質問する、(3)相手の話を傾聴し、確認・反復・要約で理解を示す、(4)非言語コミュニケーション(表情、姿勢、視線)を含む全身での対話、(5)フィードバックを積極的に行い、相互理解を深める、(6)建設的な提案・代替案を能動的に提示する、(7)ネガティブな感情も適切に表現し、健全な対話を維持する、などの特徴を持つ。組織・チームにおけるアクティブコミュニケーションの効用は、(A)情報共有の質向上:受動的では伝わらない情報が能動的対話で見えてくる、(B)信頼関係の構築:相互理解と尊重を通じた絆の強化、(C)問題の早期発見:問題が大きくなる前に発見・対処、(D)イノベーションの促進:多様な意見の融合による新発想、(E)モチベーション向上:参加意識・貢献感の醸成、(F)顧客満足度向上:能動的な顧客フォロー、(G)人材育成:上司・先輩との能動的対話による成長、などである。建設業界・大規模修繕工事の場面では、(i)施主・管理組合・テナント・住居者との能動的対話(要望のヒアリング、進捗報告、課題共有)、(ii)専門業者間の能動的連携(職人、現場監督、専門工事会社の調整)、(iii)近隣住民との能動的コミュニケーション(騒音・振動対応、施工予定の事前案内、苦情への迅速対応)、(iv)社内メンバーとのアクティブな共有(朝礼、KY活動、振り返り、提案制度)、(v)取引先・サプライヤーとのアクティブな情報交換、などが重要となる。明誠グループでは、フランチャイズ加盟会社・専門工事会社・現場スタッフ・施主・管理組合・住居者・近隣住民との全方位的なアクティブコミュニケーション体制を構築することで、トラブルの未然防止・施工品質の向上・顧客満足度の維持を実現している。JCSA(一般社団法人全国建設業支援協会)でも、加盟建設業者の経営者・後継者向けに「アクティブコミュニケーション」「リーダーシップ」「組織活性化」をテーマにした経営支援セミナーを開催し、業界全体の組織力強化に貢献している。

