用語集

アクリルウレタン樹脂

読み方
あくりるうれたんじゅし

アクリルウレタン樹脂(あくりるうれたんじゅし、Acrylic Urethane Resin)とは、アクリル樹脂とウレタン樹脂を化学的に組み合わせた合成樹脂で、両者の優れた特性を併せ持つ塗料・防水材・接着剤・コーティング材の主要原料として広く使用される高機能ハイブリッド樹脂である。アクリル樹脂とウレタン樹脂の各特性は、(1)アクリル樹脂:透明性、耐紫外線性、耐候性、色保持性能、低吸湿性、(2)ウレタン樹脂:可とう性、追従性、耐衝撃性、耐摩耗性、密着性、耐薬品性、というそれぞれ異なる優位点を持つ。アクリルウレタン樹脂はこれらを統合した「いいとこ取り」の樹脂で、(A)優れた耐候性とアクリルの透明性、(B)ウレタンの柔軟性と可とう性、(C)両者の優れた密着性、(D)多彩な塗装作業性、(E)高い耐久性、(F)色保持性と意匠性、などの特性を持つ。アクリルウレタン樹脂塗料の主な用途は、(1)建築物の中堅グレード塗料:アクリル樹脂塗料より高耐久、シリコン樹脂塗料より低コスト、塗装周期8〜12年想定、(2)構造物用塗料:橋梁、鉄塔、タンク、(3)木部用塗料:木材保護、(4)金属用塗料:鉄部、アルミ部、(5)家具・什器用塗料、(6)自動車用塗料(特に補修用)、(7)航空機・船舶用塗料、(8)防水材:ウレタン塗膜防水のグレードアップ版、などである。塗装システムとしては、(i)下塗り(プライマー)、(ii)中塗り(アクリルウレタン樹脂塗料の1回目)、(iii)上塗り(アクリルウレタン樹脂塗料の2回目、またはトップコート)、(iv)養生、というシンプルな構成で施工できる。マンション・ビル大規模修繕工事における外壁塗装更新の場面では、(I)コスト重視であってもアクリル単独より高耐久を求めるケース、(II)住居者対応・周辺配慮で水性タイプを採用するケース、(III)部分補修・タッチアップで色合わせ重視のケース、(IV)金属部・木部・特殊材の塗装、などでアクリルウレタン樹脂塗料が選定される。明誠フランチャイズの塗装専門会社は、施主・管理組合の予算・耐久要求・意匠要求を総合的に判断し、アクリル単独、アクリルウレタン、シリコン、フッ素などの中から最適な塗料グレードを提案し、収益不動産オーナーへのライフサイクルコスト最適化を実現している。

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