用語集
アクリル系シーリング
アクリル系シーリング(あくりるけいしーりんぐ、Acrylic Sealant)とは、アクリル樹脂を主成分とするシーリング材(コーキング材)の総称で、建築物の目地・隙間・接合部などのシール処理に使用される建築用シーリング材の一カテゴリーである。シーリング材は、(1)アクリル系:水性・低コスト・初心者向け、(2)シリコーン系:耐熱・耐候性が優れる、(3)変成シリコーン系:建築用に万能、(4)ウレタン系:可とう性・追従性、(5)ポリサルファイド系:油性、(6)SBR系:橋梁・土木用、などの主要カテゴリーがある。アクリル系シーリング材の主な特徴は、(A)水性(水希釈型)でVOC・臭気が少ない、(B)施工後の塗装が可能(塗装下地適性が良い)、(C)施工が容易(DIY可能)、(D)コストパフォーマンス、(E)施工後の手入れが容易、(F)多彩な色調、などである。一方、(i)耐候性・耐久性はシリコーン・変成シリコーンより劣る、(ii)耐水性に限界がある(常時水濡れ環境には不向き)、(iii)柔軟性・追従性が比較的小さい、(iv)建築外部の主要目地には不向き、(v)耐用年数3〜5年程度、などの注意点もある。主な用途は、(1)室内の目地・隙間(巾木周り、窓枠周り、配管周り)、(2)小規模な補修・タッチアップ、(3)住宅DIY、(4)塗装前の目地処理(後で同色塗装する場合)、(5)軽微な隙間埋め、(6)クロスの目地補修、(7)非構造的な部位の隙間処理、(8)テナント工事の仮設シール、などである。マンション・ビル大規模修繕工事における主要目地シーリングは、ほぼすべてが変成シリコーン系・ウレタン系・シリコーン系などの高耐候・高追従性シーリング材が選定され、アクリル系シーリング材は補助的・限定的な用途のみで使われる。建築外装の主要目地(外壁パネル目地、サッシ周り、笠木目地、ALC目地、タイル目地)には、変成シリコーン系・ウレタン系のシーリング材が標準であり、耐用年数10〜15年クラスの長期性能が要求される。明誠フランチャイズのシーリング工事専門会社は、各シーリング材の特性・耐用年数・施工適性を熟知し、適材適所の選定と高品質施工を提供することで、建物の長期気密性・防水性能・意匠保持に貢献している。

