用語集

足固め

読み方
あしがため

足固め(あしがため)とは、木造建築の構造用語で、土台と柱の中間に水平に渡す横架材を指し、土台・柱の根元を堅固に緊結することで建物の水平剛性・耐震性能を高める伝統工法の重要部材である。古くは寺社建築・城郭建築・町家建築・武家屋敷・農家建築などで広く用いられ、特に床下が高く土台のみでは構造的に脆弱となる場合に足固めを設けて柱を相互に連結し、地震・台風・不同沈下などに耐える剛強な軸組を構築する技法として発展した。素材は土台と同じく檜・杉・松・栗などの良質材を使用し、断面寸法は土台と同等またはやや小さめ(105×105mm・120×120mm・90×120mmなど)が標準的で、仕口は鎌継ぎ・蟻継ぎ・追掛大栓継ぎ・腰掛蟻継ぎなど伝統的な木組みを用い、柱との接合は短ホゾ・長ホゾ・込栓打ち・通しホゾなどで強固に緊結される。現代の在来工法住宅では、構造金物・耐力面材・剛床工法などの普及により足固めの必要性は薄れたが、伝統工法・古民家再生・寺社建築・文化財建造物の修復工事・耐震補強工事などでは、依然として重要な構造部材として継承されている。マンション・ビルの大規模修繕工事の対象は主にRC造・SRC造・鉄骨造であるため足固めの直接的な対応場面は少ないが、フランチャイズ加盟店として戸建住宅・町家・古民家のリフォーム・耐震補強・大規模修繕に対応できる工務店・大工が参加することで、明誠グループとしては伝統工法の修復から最新マンションの大規模修繕までフルラインナップで対応できる強みを持つ。これにより、収益不動産オーナー・地主・管理組合・所有者の多様なニーズに応える総合修繕プロバイダーとしての地位を確立している。

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