用語集

アシンメトリックデザイン

読み方
あしんめとりっくでざいん

アシンメトリックデザイン(Asymmetric Design)とは、建築・インテリア・グラフィック・プロダクト・ファッション・ランドスケープなど多様なデザイン分野で用いられる非対称な構成・配置・形態を採用する設計手法で、左右・上下・前後のバランスを意図的に崩すことで動感・緊張感・自由・個性・現代性を表現する。古典建築・伝統建築の対称性(シンメトリー)に対するアンチテーゼとして、20世紀以降の近代建築・現代建築で広く採用されてきた。建築の具体例として、(1)アール・ヌーヴォーのアントニ・ガウディ(サグラダ・ファミリア、グエル公園、カサ・ミラ)、(2)有機建築のフランク・ロイド・ライト(落水荘、グッゲンハイム美術館)、(3)モダニズムのル・コルビュジエ(サヴォア邸、ロンシャンの礼拝堂)、(4)脱構築主義のフランク・ゲーリー(グッゲンハイム美術館ビルバオ、ウォルトディズニーコンサートホール)、(5)パラメトリックデザインのザハ・ハディド(ロンドンアクアティクスセンター、新国立競技場案)、(6)和風モダンの安藤忠雄(光の教会、本福寺水御堂)、隈研吾(V&Aダンディー、新国立競技場)、伊東豊雄(せんだいメディアテーク、台中オペラハウス)、藤本壮介(武蔵野美術大学美術館・図書館)など、世界の現代建築の傑作の多くがアシンメトリックデザインを採用している。マンション・ビル・ホテルの新築・大規模修繕工事でも、立面の凹凸・出窓・バルコニーの配置・サイン・植栽・照明計画にアシンメトリックな要素を取り入れることで、画一的・没個性的な見た目から脱却し、デザイン性・差別化・収益不動産としての魅力を高める提案が増えている。特にデザイナーズマンション・ライフスタイルホテル・ブティックホテル・コ・リビング・コワーキングスペースなど、新しいライフスタイルを反映した建物では、アシンメトリックデザインの活用が成功の鍵となる。明誠は意匠設計者・カラーコーディネーター・サインデザイナーと連携した修繕提案を強みとし、建物の独自性・収益性向上に貢献している。

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