用語集

アステカ建築

読み方
あすてかけんちく

アステカ建築(あすてかけんちく、Aztec Architecture)とは、14世紀から16世紀にかけて中央メキシコの高原地帯で繁栄したアステカ文明(メシカ文明、テノチティトラン中心の三都同盟)の建築様式・建築物の総称で、ピラミッド型神殿・宮殿・市場・球技場・住居・水路・橋などの大規模構造物群により特徴づけられる古代メソアメリカ建築の代表的体系である。1325年にメシカ族がテスココ湖上の島に都市テノチティトランを建設し、1521年にスペインのエルナン・コルテス率いる征服者軍により陥落するまでの約200年間で、巨大宗教都市文明として発展した。アステカ建築の代表的特徴は、(1)テンプロ・マヨール(大神殿)に象徴される双子神殿型ピラミッド(トラロックとウィツィロポチトリの2神を祀る)、(2)正方形・矩形の平面と階段状ピラミッド構造、(3)石材(火山岩・石灰岩・玄武岩)と漆喰の組み合わせ、(4)レリーフ彫刻・羽蛇神(ケツァルコアトル)の装飾、(5)湖上都市の水路・橋・チナンパ(浮き田)などの水利土木技術、(6)大規模球技場・市場(トラテロルコ)・宮殿・住居の組織的な都市計画、などが挙げられる。テンプロ・マヨールはメキシコシティ中心部の発掘調査により遺構が確認され、現在は博物館として一般公開されている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事の直接対象とはならないが、現代建築のデザインインスピレーション源として、アステカ建築の幾何学美・装飾性・象徴性は、リゾートホテル・テーマパーク・博物館・文化施設の設計に影響を与えることがある。明誠は意匠設計者・デザイナー・カラーコーディネーターと連携した修繕提案を強みとし、文化・歴史・意匠性を尊重した建物リブランディングに取り組んでいる。

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