用語集
アスファルトパネル工法
アスファルトパネル工法(あすふぁるとぱねるこうほう、Asphalt Panel Method)とは、屋上防水工事の一つの形態で、工場で予め製造されたアスファルト系防水パネル(複合パネル・断熱複合パネル)を現場で躯体に固定・接着していく工法を指す。従来のシート防水・塗膜防水・現場アスファルト溶融工法に比べて、(1)工場品質による安定した性能、(2)現場での溶融釜・トーチ作業の削減による安全性向上、(3)短工期化、(4)施工者の技能依存度の低減、(5)廃材・余材の最小化、などのメリットを持つ近代的な防水工法である。標準的な施工手順は、(1)コンクリート下地調整(清掃・補修・含水率確認)、(2)プライマー塗布、(3)アスファルトパネルの仮置き・割付、(4)接着剤塗布または機械固定金物の取付、(5)パネル張り、(6)目地処理(オープンジョイント・シーリング・トーチ目地溶着)、(7)端部処理(パラペット・笠木・ドレン・配管貫通部)、(8)押え金物・脱気装置の取付、の8工程で構成される。パネルの種類は、(A)改質アスファルトルーフィング複合パネル、(B)断熱複合パネル(XPS・PIRなどの硬質発泡断熱材+アスファルト防水層)、(C)保護仕上層付パネル(カラーグラニュル・カラー塗装仕上)、(D)金属外装一体パネル(折板・サイディング一体型)、などがあり、用途・部位・建物条件に応じて選定する。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事の屋上防水改修工事で、特に短工期化・低騒音・低臭気・住民への影響最小化を求める案件で、アスファルトパネル工法が選定されることが増えている。明誠ではフランチャイズ加盟の防水専門会社と連携し、現場条件に応じた最適なパネル選定・施工を提供している。

