用語集
アスベスト対策
アスベスト対策(あすべすとたいさく、Asbestos Countermeasures)とは、建物のアスベスト含有建材に対する事前調査・分析・除去・封じ込め・隔離・廃棄物処理など、健康被害・環境被害を防止するための総合的な対策・施策の総称である。日本のアスベスト対策は、(1)大気汚染防止法(環境省所管、2006年改正、2020年改正による全建材調査義務化、2022年から事前調査結果報告義務化)、(2)労働安全衛生法・石綿障害予防規則(厚労省所管、作業員の健康保護)、(3)廃棄物処理法(環境省所管、特別管理産業廃棄物としての処理)、(4)建築基準法(吹付けアスベストの除去・封じ込め義務)、(5)建設リサイクル法(解体時の分別解体・廃棄物処理)、などの複数の法令により規制されている。アスベスト対策の主要技法は、(A)除去工事(最も確実、コスト高)、(B)封じ込め工事(薬剤散布・コーティングで固定化、中コスト)、(C)囲い込み工事(パネル等で覆って隔離、低コスト)、の3つで、建材種類・劣化状態・予算・改修計画に応じて選定する。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事においては、2022年4月1日施行の改正大気汚染防止法により、解体・改修工事の全てで事前調査・結果報告が義務化されたため、外装の塗装・防水・タイル工事を行う前にアスベスト調査を実施することが法的に必須となった。明誠ではフランチャイズ加盟のアスベスト調査専門会社(建築物石綿含有建材調査者の有資格者所属)と連携し、調査・報告・対策提案・除去施工・廃棄物処理までをワンストップで提供する体制を整えている。これにより、建物オーナー・管理組合の法令遵守・健康配慮・コスト最適化を実現している。

