用語集

畦

読み方
あぜ

畦(あぜ、Aze・Ridge)とは、田んぼ(水田)の周囲に土を盛り上げて作られた細い土の盛り上がり・境界線・通路を指す日本の農業・土木分野の伝統的な専門用語で、英語ではRidgeまたはBundと訳される。畦の主な機能は、(1)水田の灌漑水を貯える堰の役割、(2)隣接する田との境界・所有権の明示、(3)農作業時の通路・運搬路、(4)あぜ豆・あぜ蕗などの副次的作物の栽培場所、(5)生物多様性の保全(カエル・水生昆虫・水生植物の生息地)、などである。畦は伝統的に土と草で構成されるが、近年は耐久性向上・草刈り作業軽減のため、(A)コンクリート畦(プレキャストコンクリート・現場打ち)、(B)プラスチック畦シート、(C)ゴム畦、(D)布製畦シート、などの工業製品も普及している。土木建築分野では、畦の概念から発展して「畦畔(けいはん)」「畦道(あぜみち)」などの用語が使われ、水路・小川・湖沼・池の周囲の構造物計画にも応用される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事の直接対象とはならないが、田園地帯・観光地・地方都市の宿泊施設・別荘地・寺社境内の外構・庭園・水路整備工事において畦の修復・整備が必要となるケースがあり、明誠ではフランチャイズ加盟の造園・土木・外構専門会社と連携することで、建物の大規模修繕と並行して外構・植栽・水路の整備をワンストップで提供できる体制を整えている。これにより、地方の旅館・温泉施設・別荘・農村観光地などの総合的な施設リブランディングに貢献している。

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