用語集
遊び
読み方
あそび
遊び(あそび、Asobi・Clearance)とは、建築・機械・工業分野で使用される専門用語で、部品同士の接合部・組立部・可動部に意図的に設けられる隙間・余裕・たわみしろを指す。「クリアランス」「マージン」「許容量」「適合差」とほぼ同義で、機械要素・建築要素の設計・施工において、(1)熱膨張・収縮への対応、(2)地震・振動・たわみによる変位の吸収、(3)施工誤差・経年変化への対応、(4)潤滑・回転・摺動の確保、(5)水・空気・湿気の通気経路、(6)取付け・調整作業の容易性、などを実現する目的で意図的に設定される。建築分野での代表的な「遊び」の例は、(A)サッシ取付け部の躯体との間の隙間(地震時の変位吸収)、(B)外装パネル・タイルの目地(熱膨張・地震時の応力吸収)、(C)配管の支持部の余裕(熱伸縮の吸収)、(D)建具・扉の枠との隙間(開閉作業の容易性)、(E)床鳴き防止のための床板間の隙間、(F)伸縮目地・誘発目地・絶縁目地、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事において、外装シーリング・タイル目地・サッシ周りの「遊び」が経年とともに失われたり過大になったりすると、漏水・剥落・建具不良・結露などの不具合が発生するため、適切な「遊び」の維持・調整は重要なメンテナンスポイントとなる。明誠ではフランチャイズ加盟の塗装・防水・タイル・シーリング・建具専門会社が、現場ごとに最適な「遊び」の設計・施工・調整を行うことで、建物の長期耐久性・機能維持を実現する大規模修繕を提供している。

