用語集

圧壊

読み方
あっかい

圧壊(あっかい、Crushing・Compression Failure)とは、構造物・建材・地盤などの部材が圧縮応力により破壊・崩壊する現象を指す構造工学・土木工学・建築工学の専門用語で、英語のCrushing FailureまたはCompression Failureに対応する。圧壊は、(1)地震時の柱・梁・耐震壁の圧縮側破壊、(2)過大荷重による構造部材の座屈・破壊、(3)地盤の支持力不足による地盤圧壊・不同沈下、(4)コンクリート・モルタル・タイルの圧縮強度を超える荷重による破壊、(5)木材・金属材料の圧縮側座屈・破壊、(6)車両・落下物の衝撃による衝突圧壊、などの多様な原因で発生する。圧壊の特徴は、(A)破壊が突然・急激に進行する、(B)破壊後の復元が困難・不可能、(C)周辺部材への連鎖崩壊リスク、(D)人命・財産への重大な影響、などで、構造設計・施工において最も警戒すべき破壊モードの一つである。建築基準法・建築構造設計指針・各種設計基準では、圧壊を防ぐための安全率・許容応力度・終局強度設計・限界状態設計などの考え方が体系化されており、設計段階での圧壊余裕度の確保が義務付けられている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事において、躯体補修・耐震補強・基礎補強・斜面安定工事などの場面では、既存構造物の圧壊リスク評価・対策計画が重要となる。特に1981年以前の旧耐震基準で建設された建物では、地震時の圧壊リスクが懸念されるため、耐震診断・耐震補強の検討が推奨される。明誠ではフランチャイズ加盟の構造設計事務所・耐震診断会社・躯体補修会社・基礎工事会社と連携し、建物の構造健全性確保のための総合的な大規模修繕・耐震補強工事を提供する体制を整えている。

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