用語集

圧縮

読み方
あっしゅく

圧縮(あっしゅく、Compression)とは、物体に外部から押し付ける力(圧縮力、Compressive Force)を加える物理現象、または圧縮力により物体が変形・密度増加する状態を指す物理学・工学・建築工学の基本概念である。建築・構造分野では、(1)構造部材に作用する圧縮応力(柱の鉛直荷重、梁の上端、アーチの全断面、ケーブルの両端定着)、(2)コンクリート・モルタル・タイル・石材などの圧縮強度(材料が圧縮力に耐える能力、N/mm²で表現)、(3)地盤の圧密・圧縮(土の密度増加・体積減少)、(4)気体・液体の圧縮(空気圧縮機・油圧)、などの多様な文脈で使用される。建築構造材料の典型的な圧縮強度は、(A)普通コンクリート24〜60N/mm²、(B)高強度コンクリート60〜150N/mm²、(C)モルタル20〜50N/mm²、(D)タイル30〜120N/mm²、(E)石材50〜250N/mm²、(F)木材(圧縮方向)10〜90N/mm²、(G)鋼材235〜780N/mm²、などで、用途・部位・要求性能に応じて材料を選定する。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事において、構造躯体の中性化・塩害・凍害・凍結融解の繰り返しにより、コンクリートの圧縮強度が低下し、ひび割れ・剥落・露筋などの劣化が発生することがある。こうした場合、躯体補修・断面修復・補強工事が必要となり、明誠ではフランチャイズ加盟の躯体補修専門会社・構造設計事務所と連携し、適切な診断・補修計画・施工により建物の構造健全性を維持する大規模修繕を提供している。

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