用語集

圧縮試験機

読み方
あっしゅくしけんき

圧縮試験機(あっしゅくしけんき、Compression Testing Machine)とは、コンクリート・モルタル・タイル・石材・地盤材料・鋼材・木材などの建設材料の圧縮強度・弾性係数・破壊性状を評価する圧縮試験を行うための専用試験装置を指す建材試験分野の機械設備である。圧縮試験機の主要構造は、(1)載荷フレーム(油圧式または電動式のロードフレーム、供試体に圧縮力を加える)、(2)ロードセル・力計(載荷力を測定)、(3)変位計・歪計(供試体の変形を測定)、(4)油圧ポンプ・電動駆動装置(載荷力の制御)、(5)制御盤・データ収集装置(試験データのリアルタイム測定・記録)、(6)安全装置(破壊時の飛散防止カバー・緊急停止装置)、などから構成される。試験機の容量は、(A)小型(500kN〜1000kN、モルタル・タイル試験用)、(B)中型(2000kN〜3000kN、コンクリート供試体・タイル試験用)、(C)大型(5000kN〜10000kN、超高強度コンクリート・大型供試体用)、(D)超大型(20000kN〜50000kN、大型構造模型試験用)、などのバリエーションがあり、試験対象・試験規模に応じて選定する。代表的なメーカーには、東京試験機・島津製作所・前川試験機・大栄科学精機・スコットフォーティーン・MTS Systems・Instronなどがある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事において、既存コンクリート躯体からコア供試体を採取して圧縮試験機で試験することで、構造性能を科学的に把握できる。明誠ではフランチャイズ加盟の建材試験機関・構造設計事務所と連携し、科学的根拠に基づく適切な大規模修繕計画を立案・実行している。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!