用語集
アッセンダー
アッセンダー(Ascender)とは、ロープアクセス・登山・高所作業の分野で使用される、ロープを上るための専用機材で、ロープに装着して上方向にのみスライド可能、下方向には自動掛止(ロック)するカム機構を持つ携帯式の登攀器具を指す。アッセンダーは、装着者がロープに沿って手足で力強く昇るときの動作補助具として機能し、足元のフットアッセンダー(足踏み式)と手元のハンドアッセンダー(握り式)を組み合わせることで、効率的にロープを上ることができる。代表的なメーカーには、PETZL(ペツル、フランス)、Camp(イタリア)、Black Diamond(米国)、Edelrid(ドイツ)、Singing Rock(チェコ)、ART(イタリア)などがあり、PETZL社のアセンション(Ascension)・パンタン(Pantin)・ハンドル付きアッセンダーが世界的に最も普及している。アッセンダーの基本構造は、(1)アルミ合金・ステンレスのフレーム、(2)カム(鋭利な歯のついた回転爪)、(3)スプリング機構、(4)安全レバー、(5)カラビナ・ランヤード接続部、(6)ハンドル(一部モデル)、から構成される。装着方法は、ロープをカムに挟み、ハーネスのフロントポイントにランヤード・カラビナで接続する。EN567・EN12841・ANSI Z359.4・国際規格に適合し、CEマーク・国内労働安全衛生法に基づく型式検定にも対応している。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における明誠のロープアクセス工法では、職人が屋上から降下したロープを再び上るときにアッセンダーを使用し、外壁面の任意の位置に効率的にアクセスして塗装・防水・タイル・シーリング工事などを行う。フランチャイズ加盟店全社にPETZL等の最新機材を導入し、IRATA・SPRAT資格保有技術者による業界最高水準のロープアクセス施工を提供している。

