用語集

圧力タンク方式

読み方
あつりょくたんくほうしき

圧力タンク方式とは、給水システムの加圧方式の一つで、密閉された圧力タンク内に空気層を設け、ポンプで水を送り込んで空気を圧縮することで圧力を蓄え、その圧縮空気の反発力で建物各所へ給水する方式である。空気の圧縮性を利用する伝統的な給水方式で、戦後の中低層建築・小規模ビル・集合住宅で広く採用されてきた。仕組みは、タンク容量の概ね2/3を水、1/3を空気とし、ポンプ運転で水位上昇→空気圧縮→設定上限圧到達でポンプ停止、給水使用で水位低下→空気膨張→設定下限圧到達でポンプ再起動、というサイクルを繰り返す。利点はポンプの頻繁な発停を抑制でき、停電時も短時間は給水を維持できることだが、欠点として(1)水・空気が直接接触するため水質悪化(細菌繁殖・配管腐食)が起こりやすい、(2)空気が水に溶解してエアが減少するため定期的な空気補給が必要、(3)タンク容量に対して有効水量が少ないなどがあり、現在は密閉式の「ブラダー式・ダイヤフラム式圧力タンク」や、より省エネ性に優れる「インバータポンプ直結方式(増圧直結給水)」へ置換される事例が多い。マンション大規模修繕工事では、給水方式の更新提案として圧力タンク方式から直結増圧方式・受水槽方式への切替が頻繁に行われ、衛生面・省エネ面・防災面の総合的な改善を実現する。明誠は給排水工事のフランチャイズ加盟店と連携し、外壁・屋上工事と並行して給水方式の見直し提案を行える総合力が強みである。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!