用語集
アプローチ
読み方
あぷろーち
アプローチ(Approach)とは、建築用語として「敷地入口から建物玄関までの通路」を指し、建築計画における重要な意匠要素・機能要素である。アプローチは単なる動線ではなく、(1)建物の第一印象を決定づける顔の役割、(2)外部から内部への心理的・物理的な移行空間、(3)植栽・舗装・照明・サイン・水景・彫刻などで演出される景観空間、(4)バリアフリー・防犯・防災・避難の機能空間、(5)季節の表情を表現する時間軸の空間、などの多重な意味を持つ。アプローチの設計要素には、(A)長さ・幅員・勾配(バリアフリー基準で勾配1/12以下が推奨)、(B)舗装材(自然石・タイル・コンクリート・ウッドデッキ・砂利・芝など)、(C)植栽(高木・中木・低木・地被・季節の花)、(D)照明(足元灯・ボラード灯・スポットライト・ダウンライト)、(E)サイン(表札・館名表示・案内表示)、(F)水景(噴水・池・流れ・コイケ)、(G)彫刻・アート、(H)ベンチ・休憩スポット、(I)門扉・ゲート、などがある。住宅・マンション・ホテル・店舗・オフィスビル・公共施設など建物用途を問わずアプローチ設計の良否が建物全体の魅力を大きく左右する。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事においても、アプローチのリニューアル(舗装張替・植栽更新・照明刷新・サイン更新)は、低コストで建物全体の印象を大きく改善できる優れた投資であり、明誠はランドスケープ設計者・植栽工事業者・照明工事業者と連携した総合的なアプローチ改修提案を行える。

