用語集
雨押え
読み方
あまおさえ
雨押え(あまおさえ、雨押さえ、Apron Flashing)とは、外壁とサッシ・庇・換気フード・パイプ貫通部などの取合い部分に取り付けられる、雨水の侵入を防ぐ防水板金部材を指し、雨仕舞いの基本部材として建築工事で広く使用される。素材はガルバリウム鋼板・ステンレス鋼板・銅板・アルミ板・カラー鉄板など耐食性のある金属板が一般的で、形状は対象部位の取合い状況に応じて板金加工で曲げ・はぜ折・つかみ等を施した複雑形状となる。雨押えの基本機能は、(A)水切り効果(雨水を外壁面・サッシ枠に滞留させず確実に排出)、(B)防水機能(外壁・サッシ間の隙間からの雨水侵入を物理的に遮断)、(C)通気機能(外壁通気層内の空気の流れを確保しつつ雨水浸入は防ぐ)、(D)意匠機能(外壁ラインの連続性確保・端部の納まり美化)、などである。設置箇所は、(1)サッシ上部・下部(雨押え水切り・サッシ笠木)、(2)庇上部・前縁(庇先端水切り)、(3)パイプ・ダクト貫通部周囲(パイプフード水切り)、(4)バルコニー・ベランダ手すり笠木、(5)パラペット・笠木天端、(6)目地・継目部、など多岐にわたる。雨押えの施工品質は雨漏り発生の有無に直結し、(i)板金加工精度、(ii)下地への確実な固定、(iii)シーリング材との適切な組合せ、(iv)勾配確保、(v)排水経路の確保、などが重要なポイントである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における外壁改修・サッシ改修・防水改修工事で、雨押えの撤去・新設・既存劣化部の交換は中核作業の一つで、明誠はフランチャイズ加盟の板金工事会社と連携した高品質施工を実現する。

