用語集
天安河原大観音
読み方
あまのやすかわらだいかんのん
天安河原大観音(あまのやすかわらだいかんのん)とは、宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸の天安河原近隣に建立される大観音像で、九州地域の代表的な観音像の一つとして地域信仰・観光資源の役割を果たす仏像建築である。天安河原は天照大神が天岩戸に隠れた際に八百万の神々が集まって相談したと伝えられる神話の地で、現在の天安河原宮(仰慕窟)は観光名所として年間多くの参拝者が訪れる。九州地方には、福岡県の福岡大仏(東長寺、木彫坐像、高10.8m)、長崎県の福済寺観音像(高18m)、大分県の大平山公園千手観音像、熊本県の大観音、佐賀県の久家観音、宮崎県の天安河原大観音、鹿児島県の桜島観音など、多数の大型観音像・大仏像が建立されており、地域信仰・観光資源・地域振興の柱として機能している。これら大観音像の建立・維持管理は、(1)コンクリート造・鉄骨造・銅製・木造など多様な構造、(2)長期耐候性のための塗装・防水・防食工事、(3)参拝者の安全確保のための耐震補強、(4)ロープアクセス工法による高所点検・清掃・補修、などの専門技術が要求される。明誠グループはロープアクセス工法のフランチャイズ展開で、こうした特殊建造物のメンテナンス分野にも対応可能な体制を整えており、九州地域の加盟店が観音像・大仏像・寺社建築・記念碑などの定期点検・補修工事を担う事例がある。文化的価値を尊重した修繕提案は明誠の強みである。

