用語集
改め口
読み方
あらためぐち
改め口(あらためぐち、Inspection Hatch、Access Door)とは、床下・天井裏・パイプシャフト・配管シャフト・電気シャフト・水槽内・タンク内などの隠蔽空間に設置される点検用の開口部・点検口を指し、建築設備の維持管理上不可欠な基本部材である。改め口の設置目的は、(1)配管(給水・給湯・排水・ガス)の点検・修理・更新、(2)電気配線・通信ケーブルの点検・追加施工、(3)空調ダクト・換気ダクトの点検・清掃、(4)水槽(受水槽・高架水槽・貯湯タンク)の内部点検、(5)漏水・結露・カビ・害虫の発見、(6)将来の設備更新時のアクセス確保、などである。改め口の標準仕様は、JIS A 5523(鋼製点検口)・JASS(建築工事標準仕様書)などに基づき、(A)形状・寸法:300×300mm・450×450mm・600×600mmが一般的、(B)材質:鋼製・アルミ製・ステンレス製・木製、(C)気密性:気密点検口(外気との遮断)・通気点検口、(D)防火性:防火区画貫通部の防火点検口、(E)開閉方式:押開き式・蝶番式・落とし蓋式・スライド式、などが用途別に使い分けられる。建築基準法・消防法・建築設備技術基準では、各種設備の維持管理に必要な点検口の設置義務が定められており、設計時の慎重な配置計画が要求される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事において、(i)既存改め口の追加・拡張、(ii)老朽化した改め口の更新、(iii)改装に伴う改め口の移設、などが頻繁に発生し、明誠はフランチャイズ加盟の内装・設備工事会社と連携した適切な改修施工を提供する。

