用語集

アルコーブ

読み方
あるこーぶ

アルコーブ(Alcove)とは、建築用語で「壁の一部を凹ませて作られた小空間」を指し、(1)マンション・分譲住宅の玄関前の専用空間(玄関アルコーブ、共用廊下から各住戸玄関までの引っ込んだ小空間)、(2)ホテル客室・ロビーの装飾的な凹部(ベッドアルコーブ、デスクアルコーブ、ソファアルコーブ)、(3)住宅のリビング・寝室・書斎の壁面凹部(書棚アルコーブ、ベッドアルコーブ、デスクアルコーブ)、(4)和室の床の間・違い棚・付書院も広義のアルコーブ、(5)レストラン・カフェの個室的なボックス席、など多様な用途で使用される建築の基本空間要素である。アルコーブの設計上の意義は、(A)プライバシー確保(共用空間と専用空間の境界を作る)、(B)安心感・落ち着き感(囲まれ感のある空間心理効果)、(C)意匠的なリズム・変化(フラットな壁面に凹凸を作りメリハリ)、(D)機能空間の確保(書棚・ベッド・デスクなどの専用配置)、(E)伝統的な日本建築美学の現代的継承(床の間の現代版)、などである。とくにマンションの玄関アルコーブは重要で、(i)共用廊下を通行する他の居住者と玄関の使用者との接触を最小化、(ii)宅配物・新聞・郵便物の一時置きスペース、(iii)傘・自転車・ベビーカーなどの一時置き、(iv)住戸番号サイン・表札の設置場所、(v)防犯カメラの設置場所、などの機能を担い、近年は分譲マンションの基本仕様として標準化している。マンション大規模修繕工事における共用部・玄関アルコーブのリニューアル提案で、明誠はフランチャイズ加盟の内装専門業者と連携した高品質施工を提供する。

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