用語集
アルミサッシ
アルミサッシ(あるみさっし、Aluminum Window Frame、Aluminum Sash)とは、アルミニウム合金製の窓枠(建具枠)を指す建築用語で、軽量・耐食性・加工性・コスト効率の優れたバランスから、住宅・マンション・ビル・ホテル・店舗・公共施設の窓に最も広く採用されている標準的なサッシ素材である。日本のサッシ市場(年間出荷数約1,000万本以上)のうち、(1)アルミ単体サッシ:30〜40%(賃貸住宅・建売住宅・公共施設に多い)、(2)アルミ樹脂複合サッシ:40〜50%(注文住宅・分譲マンションの主流)、(3)樹脂サッシ:10〜15%(北海道・東北の寒冷地で多い、住宅省エネ基準対応)、(4)木製サッシ:1〜3%(高級住宅・木造和風住宅で少量採用)、と推移しており、複合サッシの比率が急速に上昇中である。アルミサッシの主な特徴は、(A)軽量(樹脂・木製と比較して同等以下)、(B)優れた耐食性(アルマイト処理で錆びにくい)、(C)優れた加工性(複雑形状の押出可能)、(D)多彩なデザイン・カラー、(E)長寿命(30〜50年使用可能)、(F)リサイクル性に優れる、(G)コスト効率に優れる、(H)防火・耐風・耐震性能に優れる、などである。欠点は、(i)熱伝導率が高く断熱性能で樹脂・木製に劣る、(ii)冷暖房効率の観点で結露しやすい、(iii)住宅省エネ基準の強化に対応するため複合サッシ・樹脂サッシへの置換が進行、などである。代表的なメーカーはLIXIL、YKK AP、三協立山(三協アルミ)、不二サッシ、新日軽(LIXIL系列)など。マンション大規模修繕工事におけるサッシ更新(カバー工法等)で、明誠はサッシ専門業者と連携した提案を行う。

