用語集

アルミ電解着色

読み方
あるみでんかいちゃくしょく

アルミ電解着色(あるみでんかいちゃくしょく、Electrolytic Coloring of Aluminum、Two-Step Electrolytic Color Anodizing)とは、アルミ合金の表面処理工程のうち、アルマイト処理(陽極酸化処理)後に行う電解着色工程を指し、アルミ表面に意匠的なブロンズ・ブラック・ゴールド・チタニウム色などの色調を付与する高級表面処理技術である。一般的な「アルマイト+染料含浸」着色(一段法)と異なり、電解着色(二段法)は、(1)一段目:硫酸電解でアルマイト皮膜(細孔のある酸化皮膜)を生成、(2)二段目:金属塩(ニッケル・スズ・コバルト・マンガン・銅など)を含む電解液中で交流または直流電気を流し、皮膜の細孔底部に金属を析出させて着色、(3)封孔処理(沸騰水・酢酸ニッケル等で皮膜の細孔を閉塞)、というプロセスで色付けを行う。電解着色の特徴は、(A)金属析出による発色のため、退色・変色がほとんど起こらず長期耐候性に優れる(屋外で20〜30年以上の色保持)、(B)紫外線・酸性雨・大気汚染への抵抗が極めて高い、(C)アルマイト皮膜と一体化した発色で剥離しない、(D)ブロンズ・ブラックなど高級感のある重厚な色調を実現、(E)ガラス・タイル・石材との調和性に優れる、などである。建築分野での主な用途は、(i)アルミサッシ・玄関ドアの装飾仕上げ、(ii)アルミ製カーテンウォール、(iii)外装パネル・笠木・水切り・手すり、(iv)装飾アルミ建材全般、などで、特にビル外装・高級分譲マンション・ホテルなどの高級建築で標準採用される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるアルミ建材の補修・更新工事で、適切な電解着色製品の選定が長期意匠性を確保し、明誠はフランチャイズ加盟の金属専門業者と連携した提案を行う。

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