用語集

アルミ電着塗装

読み方
あるみでんちゃくとそう

アルミ電着塗装(あるみでんちゃくとそう、Electrodeposition Coating、Cathodic Electrodeposition)とは、アルミ製品の表面塗装方法の一種で、塗料の電解液中に被塗物を浸漬し、電気(直流電流)を流すことで塗料粒子を被塗物表面に析出・付着させる電気化学的塗装プロセスを指し、アルミ建材・アルミサッシの標準的な塗装方法として広く採用されている工業塗装技術である。電着塗装の主なメリットは、(1)塗装ムラが極めて少なく均一な塗膜厚を実現(凸凹・複雑形状でも均一塗装)、(2)優れた塗装作業性・自動化対応、(3)塗料の付着効率が高く(90〜95%)廃棄物が少ない、(4)VOC(揮発性有機化合物)排出量が少ない(水性電着塗料の場合)、(5)優れた耐食性・耐候性・耐薬品性、(6)長期色保持性(10〜30年)、(7)アルミ建材の表面処理として標準的、などである。電着塗装の種類は、(A)カチオン電着塗装(被塗物が陰極、現在の主流、自動車車体・家電・建材で標準)、(B)アニオン電着塗装(被塗物が陽極、古典的、建築金物等で使用)、(C)水性電着・粉体電着、などに分かれる。建築分野では、(i)アルミサッシ・アルミドアの塗装、(ii)アルミ製カーテンウォール、(iii)アルミ製カーポート・キャノピー、(iv)アルミ製手すり・笠木、(v)アルミ照明器具・装飾金物、などで標準採用される。塗膜厚は10〜30μm程度、色は多彩なバリエーション(フッ素系・アクリル系・ポリエステル系を電着液として選択)が可能。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるアルミ建材の塗装更新・取替工事で、明誠はフランチャイズ加盟の金属工事業者と連携した提案を行う。

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