用語集

泡消火設備

読み方
あわしょうかせつび

泡消火設備(あわしょうかせつび、Foam Fire Extinguishing System)とは、火災時に大量の泡(フォーム)を自動または手動で放出することで火災を消火する固定式の消火設備で、特に大規模な油類火災・引火性液体火災が想定される施設に設置される消防設備である。泡消火設備の主要構成は、(1)泡消火薬剤貯蔵タンク、(2)水源(消火栓・専用水槽)、(3)泡消火薬剤混合装置(プロポーショナー)、(4)泡放出口(フォームヘッド・ノズル・モニター)、(5)配管系統、(6)制御盤・起動装置、などである。泡薬剤には、(A)AFFF(水成膜泡消火薬剤、油火災に最強)、(B)SFFF(タンパク質系泡消火薬剤)、(C)合成界面活性剤泡消火薬剤、などの種類があり、用途に応じて選定する。設置対象は消防法で定められ、(i)駐車場(収容台数10台以上)、(ii)ガソリンスタンド、(iii)航空機格納庫、(iv)危険物製造所・貯蔵所、(v)石油・化学プラント、(vi)大型倉庫・物流センター、などで設置義務がある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事では、立体駐車場・地下駐車場の泡消火設備の改修・更新が頻繁に行われ、(A)泡薬剤の有効期限(3〜6年)、(B)配管の腐食・漏洩、(C)制御盤・起動装置の老朽化、などの観点で定期点検・更新が必要となる。明誠はフランチャイズ加盟の防災・電気専門会社と連携した泡消火設備の更新工事を実現し、外壁・屋上工事と並行した総合提案を提供する。JCSAでも建設業者向けに防災設備の最新動向セミナーを開催している。

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