用語集
アンカープロファイル
読み方
あんかーぷろふぁいる
アンカープロファイル(Anchor Profile)とは、塗装業界における「アンカープロファイル(粗面・凹凸プロファイル)」を指す技術用語で、ブラスト処理や薬品処理によって素地表面に形成された微細な凹凸パターンを意味し、塗料の付着強度を高める上で極めて重要な素地調整パラメータである。塗料は平滑な素地より凹凸のある素地に対して機械的な噛み合わせ(アンカー効果)で強い付着性を発揮するため、特に船舶・橋梁・タンク・工場プラントなどの厳しい腐食環境では、ブラスト処理によって素地に適切なアンカープロファイルを形成することが必須となる。プロファイル高さ(Ra:算術平均粗さ、Rt:最大高さ)は塗料の種類・塗膜厚に応じて設計され、一般に、(1)標準塗装:Ra 30〜50μm、(2)厚膜防食塗装:Ra 50〜100μm、(3)重防食塗装:Ra 75〜125μm、などの範囲で要求される。プロファイル測定機器は、(A)レプリカテープ(プレスO-Film、Testex Replica Tapeなど)、(B)デジタル粗さ計、(C)レーザー粗さ計、などが使用される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における、(i)鉄骨ベース・手すり・避難はしごのケレン(素地調整)、(ii)金属サイディングの塗替え時の前処理、(iii)橋梁・歩道橋の防食塗装、などでアンカープロファイル管理が重要となる。明誠はフランチャイズ加盟の塗装専門会社と連携し、ブラスト処理を含む徹底した素地調整による高品質塗装を提供できる。ロープアクセス工法と組合せた狭隘地・高所のブラスト・塗装施工で、足場費を圧縮しつつ高品質な防食塗装を実現する。

